ADSLってまだ契約できますか?
ADSLはまだ契約出来る?
現在、新規受付を終了してしまったADSL事業者が多くあります。
その理由は、2023年1月31日でADSLの大手事業者であるNTT東西の「フレッツ・ADSL」の提供が終了することが決まっているからです。(終了するのはフレッツ光が使えるエリアのみですが、すでに日本のほとんどがフレッツ光対応エリアになっています)
すでに2016年時点で、フレッツ・ADSLでの通信に必要なADSLモデムの製造を終了していて、2016年6月をもって新規加入受付も終了済みです。
プロバイダによっては最近までフレッツ・ADSLの新規受付をしていたところもありますが、@nifty(ニフティ)が2018年3月31日で新規受付終了(利用中の方はまだ継続して使えます)、OCNは2017年3月31日でサービス自体終了となる等、契約できるADSLは減ってきています。
ただ、ADSLにはNTT東西の「フレッツ・ADSL」以外にも、「ソフトバンクのADSL」もあり、ソフトバンクの方はまだ終了の予定がありません。
つまり、ソフトバンクのADSLであれば、まだ契約可能です。
まだ契約できる!お得なADSLサービス(ソフトバンク回線を使ったADSL)⇒こちらも終了済み
下記で紹介していたソフトバンク系のADSLも、2019年で受付終了となりました。
下記の2つのADSLサービスは、ソフトバンクのADSL回線を使っているため、まだ終了の予定はなく、これからでも契約可能です。
しかも光回線やモバイルWi-Fiなどと比べるとかなり安く、どちらも2,000円未満の月額料金で利用することができます。
さらに、Yahoo!BB ADSLなら「おうち割光セット」が使えるため、ソフトバンクユーザーなら実質1,000円未満で使うことも可能です!
ソフトバンク回線を使った2つのADSLサービスを、月額料金が安い順で紹介していきます!
東日本エリアの方
回線速度 | 最大12Mbps |
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初期費用 |
契約手数料:0円 工事費用:80円×24ヶ月 |
月額料金 |
固定電話(電話加入権)を持っている方:1,801円 固定電話(電話加入権)を持っていない方:3,393円 |
おうち割光セット | ソフトバンクユーザーなら毎月最大1,080円割引 |
その他特典 | 初月の月額額料金0円 |
西日本エリアの方
回線速度 | 最大12Mbps |
---|---|
初期費用 |
契約手数料:0円 工事費用:80円×24ヶ月 |
月額料金 |
固定電話(電話加入権)を持っている方:1,808円 固定電話(電話加入権)を持っていない方:3,393円 |
おうち割光セット | ソフトバンクユーザーなら毎月最大1,080円割引 |
その他特典 | 初月の月額額料金0円 |
Yahoo!BB ADSLは、他社ADSLと比べて元々の月額料金が安い上に、下記の特典・キャンペーン特典が適用できます。
- ソフトバンクユーザーならおうち割が適用できて毎月最大1,080円割引
- 初月の月額料金が無料
ADSLを申し込むなら、Yahoo!BB ADSLがおトクです。
特にソフトバンクユーザーなら、おうち割を使って1,000円以下の月額料金で使える場合もありますので、おうち割が使えるYahoo!BB ADSLを選ばない手はありません。
回線速度 |
最大12Mbps 最大39Mbps |
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初期費用 |
契約手数料:0円 工事費用:固定電話を持っている方⇒3,050円~ 固定電話を持っていない方⇒2,200~10,500円 |
月額料金 |
固定電話(電話加入権)を持っている方:最大12Mbps⇒1,877円 最大39Mbps⇒2,350円 固定電話(電話加入権)を持っていない方:最大12Mbps⇒3,129円 最大39Mbps⇒3,602円 |
おうち割光セット | 適用不可 |
その他特典 |
初月の月額額料金0円 |
※GMOとくとくBBのADSLは、東日本でも西日本で同じ料金です。
GMOとくとくBBのADSLは、Yahoo!BB ADSLと同じく初月無料です。
また、毎月100円分のGMOポイントがもらえて、ADSLの料金支払いに使えますので、実質100円引きで利用できます。
速度に関しては12Mbpsの他に39Mbpsのプランもありますので、速いADSLを使いたい方にはGMOとくとくBBのADSLがオススメです。
ただし、ソフトバンクユーザーであってもおうち割の割引は適用できませんので、注意してください。
ADSLとは?仕組みと特徴
そもそもADSLってなに?というと、光回線が普及する前に最も使われていたインターネット回線で、『メタル線(光ファイバーケーブル以前に使われていたケーブル=電話線など)』に『電気信号』を流すことで通信する仕組みです。
回線速度は、最大で50Mbps程度で、収容局から自宅までの距離が遠いと、その分遅くなってしまうという特徴があります。
現在は光回線の多くが1Gbps、中には10Gbpsの回線まで出てきていますし、距離で速度が変わることはないので、ADSLは低速回線という認識の方が多いですが、
光回線が普及する以前の2000年代前半にはADSLが高速インターネット回線の主役でした。
当時は今ほど、インターネットにつながる機器(PC、スマホ、ゲーム機、家電など)が多くなかったので、50Mbpsもあれば快適に使えたというのもあると思います。
逆に今でも、PCでホームページ閲覧ができれば良いというぐらいであれば、ADSLでも十分に使えますし、何より料金が安いのでオススメできます。
光回線の敷設準備期間に普及したのがADSL
1970年にはアメリカで光ファイバーケーブル伝送技術が開発されていて、日本でも1980年代には光回線の敷設が始まっていたようです。
しかしながら光回線の敷設には膨大なコストと労力、時間が掛かります。
そのため、既存の電話線(メタル線)を利用した高速回線として、光回線に先駆けて普及したのがADSLです。
ADSLの加入者数はどんどん減っている⇒混雑が減って速くなるかも
インターネット回線の主役だった2000年代前半には1440万件程度も契約者数があったADSLですが、
光ファイバー敷設が進み、光回線を昔のADSL並みの低価格で利用出来るようになってくると、ADSLから光回線に乗り換える人が増えてきました。
2015年6月末時点で、ADSL加入者358万件に対してFTTH(光回線)加入者は2699万件
2018年6月末時点になると、ADSL加入者204万件に対してFTTH(光回線)加入者は3055万件
となり、どんどんADSL加入者が減って、FTTH(光回線)加入者が増えているのが分かります。
光回線でも同じですが、ADSLも加入者数が多いほど、回線が混み合って速度低下につながってしまいます。
その点では、加入者数が減っている今、人気の高かった全盛期よりも速い速度で使える可能性があります。
まとめ
フレッツ・ADSLは2023年1月31日で提供終了することが決まっているため、すでに新規受付終了している事業者が多い
ただ、ソフトバンク系のADSLはまだ終了の予定がなく、新規受付もしている終了済み
これから加入するのであればソフトバンク系のYahoo!BB ADSLかGMOとくとくBB ADSLがオススメ
ADSLは加入者が減っているため、混雑が減り、最盛期よりむしろ速い速度で使えるかも