ドコモ光とフレッツ光の違いは何?速度や料金など6項目で比較!
ドコモ光とフレッツ光、どちらも加入者の多い、人気の光回線です。
これから光回線を乗り換えようと考えている方、新規で光回線を契約しようと考えている方の中にも、ドコモ光とフレッツ光のどちらにしようか迷っている方もいると思います。
光回線は一度契約したら2~3年の縛りがつくものがほとんどですので、慎重に選びたいところですよね!
そこで今回は、ドコモ光とフレッツ光を比較して、
- ドコモ光とフレッツ光の違いは何なのか
- どちらがお得なのか
- どちらがどんな人に向いているのか
等についてなるべく分かりやすく解説していきたいと思います!
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ドコモ光とフレッツ光の比較① 光コラボとフレッツ光の違い
光回線と一口に言っても、実はいくつかのグループに分けることができます。
まずは一番有名なのが「フレッツ光」です。
フレッツ光を提供・運営しているNTT東日本・NTT西日本でのサービス名の違いや、速度によるサービス名の違いはありますが、すべて含めて「フレッツ光」と呼ばれています。
フレッツ光は、NTT東日本・NTT西日本が敷設したケーブルを使って、NTT東日本・NTT西日本自身が提供・運営する光回線サービスです。
次に「光コラボレーションモデル(通称 光コラボ)」回線です。
光コラボは、2015年2月から始まった新しい仕組みを使った光回線サービスです。
それまではNTT東西が敷設して、フレッツ光のために使っているケーブルは、他の事業者に貸し出したりすることが出来ませんでした。(「NTT法」という法律で決まっているため)
しかし、NTT法が改正され、フレッツ光に使われていたケーブルを他の事業者に卸すことが可能になったため、これまで光回線事業を行っていなかった企業も含めた多くの企業が、独自の光回線サービスを始めました。
これが光コラボであり、ドコモ光も「光コラボ」回線の1つです。
最後に「ダークファイバー」回線です。
ここで言う「ダークファイバー」とは、NTT東西が敷設したものの、まだ利用されていなかったケーブルのことを指します。
ダークファイバーケーブルは、NTT東西から他の事業者に卸すことを禁止されていなかったのですが、ダークファイバーケーブルを使って光回線サービスを提供するには、借りた事業者側が設備を整え、運営する必要があります。
そのため、参入障壁が高く、ダークファイバーを使った光回線サービスはほとんど増えていません。
ただ、設備や通信方式などにNTT東西の縛りがなく、借りた事業者側の自由度が高いため、料金設定や速度に関してフレッツ光や光コラボよりも条件の良い光回線が生まれています。
KDDIのauひかり(auひかりの場合は関東の一部は独自回線、その他の地域ではダークファイバー回線を利用しています)、So-netのNURO光がダークファイバー回線にあたります。
ドコモ光⇒光コラボ回線
フレッツ光⇒フレッツ光回線(そのままですが)
ドコモ光とフレッツ光の比較② 回線事業者の違い
回線事業者というのは、光回線サービスを提供・運営している会社のことです。
私たちが光回線を使いたいとき、まずは回線事業者と契約をして、回線事業者が敷設している光回線ケーブルを私たちの自宅まで延ばしてもらう(これが開通工事ですね)必要があります。
ドコモ光とフレッツ光、それぞれの回線事業者は下記の通りです。
ドコモ光の回線事業者⇒NTTドコモ
フレッツ光の回線事業者⇒NTT東日本・NTT西日本
先述のとおり、ドコモ光は光コラボ回線なので使っているケーブルはフレッツ光のものと同じですが、NTTドコモが回線事業者となることによって、フレッツ光よりも料金を安くしたり、ドコモのスマホとのセット割引プランを提供することが出来るようになっています。
料金やセット割引きプランについては後述します。
ドコモ光の回線事業者⇒NTTドコモ
フレッツ光の回線事業者⇒NTT東日本・NTT西日本
ドコモ光とフレッツ光の比較③ プロバイダの違い
プロバイダとは、回線事業者が提供している光回線サービスとインターネットをつなげる役割の事業者です。
光コラボやダークファイバー回線の中には、回線事業者とプロバイダが1社にまとまっている回線もありますが、
ドコモ光とフレッツ光は両回線とも、回線事業者とプロバイダが別々になっており、2社と契約する必要があります。
ドコモ光、フレッツ光のプロバイダは下記の通りです。
ドコモ光のプロバイダはタイプAとタイプBに分かれます。
AとBの主な違いは料金です。
Aの方が月額200円安いですので、基本的にはタイプAから選んだ方がお得です。
■タイプA
ドコモnet、ぷらら、GMOとくとくBB、so-net、ビッグローブ、
DTI、BBエキサイト、@ネスク、シナプス、楽天、ゼロワンヒカリコアラ、
ic-net、クイット、エディオンネット、、タイガースドットコム
hi-ho、アンドライン
■タイプB
アサヒネット、@nifty、@Tcom、
TNC、OCN、ワクワク、 @ちゃんねるネット
300以上のプロバイダがあり、各都道府県ごとに対応可否が分かれますので、下記リンク先でご覧ください。
東日本(戸建て向け)
https://flets.com/next/fm/isp.html
東日本(集合住宅向け)
https://flets.com/next/mn/isp.html
ドコモ光のプロバイダ⇒全24社から選べる(さらにタイプAとタイプBに分かれる)
フレッツ光の回線事業者⇒全300社以上の中で、都道府県ごとに対応しているプロバイダから選べる
ドコモ光とフレッツ光の比較④ 料金の違い
光回線を選ぶ際、やはり多くの方が気になるのが「料金」ですよね。
ドコモ光とフレッツ光の料金を比べると、一番安いプロバイダを選んだ場合はフレッツ光の方が安いです。
ただ、フレッツ光の安いプロバイダはあまり評判が良くない(速度が遅い)ので、安定感のある大手プロバイダを選んだ場合は、ドコモ光の方が安くなります。
特にドコモのスマホ・ガラケー・タブレットを使っている方は、ドコモ光を使えばドコモ光セット割という割引が受けられるのでかなり安くなります。(ドコモ光セット割については後述します)
実際に、ドコモ光とフレッツ光の料金にどれだけの違いがあるか比較してみたいと思います。
まず、フレッツ光の料金は、フレッツ光の料金+プロバイダの料金の合計額になります。
フレッツ光のプロバイダ料金は、各プロバイダごとに違いますので、加入するプロバイダごとに、フレッツ光+プロバイダの料金合計も変わります。
それに対して、ドコモ光の料金にはプロバイダ料金も含まれています。
ただし、タイプAとタイプBのプロバイダのどちらを選ぶかによって、料金が月額200円変わります。(タイプAの方が200円安い)
どちらもプロバイダによって月額料金が違ってきますが、人気の高いプロバイダ同士で比較してみます。
フレッツ光の人気プロバイダ⇒OCN
ドコモ光の人気プロバイダ⇒GMOとくとくBB
「フレッツ光+OCN」と「ドコモ光+GMOとくとくBB」の月額料金比較
光回線とプロバイダの組み合わせ | 月額料金 |
---|---|
フレッツ光+OCN | 5500円 |
ドコモ光+GMOとくとくBB | 5200円 |
上の表のように、人気プロバイダで比べるとドコモ光の方が月額300円安いです。
ちなみに、あまり品質の評判は良くないですが、フレッツ光のプロバイダの中で最安のBBエキサイトを使う場合は、フレッツ光+BBエキサイトの月額料金が4900円になり、フレッツ光の方が安くなります。
また、ドコモの携帯電話(スマホ、ガラケー、タブレットのいずれか)を利用している方は、ドコモ光を使うことでドコモ光セット割という割引プランを適用することが出来るため、毎月の料金をかなり安くすることができます。
ドコモ光セット割に関しては次の項で解説します。
ドコモ光の月額料金⇒5200円(プロバイダがGMOとくとくBBの場合)
フレッツ光の月額料金⇒5500円(プロバイダがOCNの場合)
私自身もドコモ光+GMOとくとくBBの組み合わせを利用しています。
実際に使って感じたメリット・デメリットはこちら
⇒GMOとくとくBB×ドコモ光のメリット・デメリットを実際に使ってみて検証した結果
下記の記事では、実際に使いながらサービス内容の詳細を解説しています
ドコモ光とフレッツ光の比較⑤ 携帯電話とのセット割引プランの違い
最近は、携帯電話と光回線のセット割引プランがかなり増えました。
光回線業界で光コラボが始まり、携帯電話業界でもMVNOが始まった影響で、それぞれの業界に参入する企業が爆発的に増え、
各企業がユーザー囲い込みのために、自社が提供している携帯電話と光回線をセットで使ってくれたら毎月の料金から割引をするというセット割プランを展開しています。
セット割プランの中でも有名なのは、やはり携帯の3大キャリアと呼ばれるドコモ・au・ソフトバンクが提供している「ドコモ光パック」・「auスマートバリュー」・「おうち割光セット」です。
この3プランは、家族の中にそれぞれのキャリアの携帯ユーザーが複数いれば、最大10人まで割引が受けられる、かなり割引額が大きいプランになっています。
そのため、現在ドコモ・au・ソフトバンクを使っている方は、セット割が適用できる光回線にしないともったいないと言える状態になっています。
では、フレッツ光には携帯電話とのセット割引はあるのでしょうか?
答えはNOです。ありません。
参考 なぜフレッツ光には携帯電話とのセット割引がないのか
フレッツ光を提供しているNTT東西は、NTTドコモと同じNTTグループですから、フレッツ光にもドコモ携帯とのセット割があっても良さそうなものですが、ありません。
どうやらフレッツ光とドコモ携帯とのセット割引を実施してしまうと、光回線のNTT寡占がさらに進んでしまうため、他の事業者からも認められなかったという経緯があったようです。
そのため、NTTがドコモとのセット割引を提供できる光回線として、ドコモ光を始めたという話もあるようです。
ドコモ光とフレッツ光の最大の違いともいえるのが、このセット割プラン(ドコモ光パック)の有無です。
ドコモ光とフレッツ光の基本料金だけの比較だと、月額数百円の違いですが、携帯もドコモを使っている方の場合はドコモ光パックの適用で月額数千円以上の差になることもあります。
家族の中でドコモユーザーが多いほど、ドコモ光を使った時のお得額が大きくなります。
ドコモ光パックの割引額は下記ページにまとめていますので、ドコモユーザーの方は参考にしてください。
⇒【ドコモの新旧プラン対応!】ドコモ光セット割の割引内容~新プランに乗り換えるべきかまで徹底解説!【携帯割引】
ドコモ光と携帯電話のセット割引プラン⇒ドコモ光パック(割引額の詳細はこちら⇒【ドコモの新旧プラン対応!】ドコモ光セット割の割引内容~新プランに乗り換えるべきかまで徹底解説!【携帯割引】
フレッツ光と携帯電話のセット割引プラン⇒なし
ドコモ光とフレッツ光の比較⑥ 速度
ドコモ光は光コラボ回線のため、フレッツ光と同じ設備(NGNや光ファイバーケーブルなど)を使っています。
そのため回線速度に関しては、ドコモ光とフレッツ光は同じです。
どちらも上り・下りとも最大1Gbpsになります。
ただしこれは理論上の最大速度(ベストエフォート)であり、実際に使った時に出る速度(実測速度)は、自宅の環境やパソコンなどのスペックの違いによっても変わりますが、何より一番影響が大きいのがプロバイダです。
プロバイダの設備や、通信方式によって実測速度は大きく変わってしまいます。
そこで、
フレッツ光、ドコモ光のプロバイダを選ぶ際に、速度が速いプロバイダを見分けるコツをお教えします!
それは、「v6プラスなどのIPv6 IPoE + IPv4 over IPv6」が使えるプロバイダを選ぶことです。
これらのサービスは簡単に言うと、従来の光回線の速度が遅くなる原因となっていた「網終端装置へのアクセス」を迂回してインターネットに接続できるというものです。
私のおすすめは、フレッツ光、ドコモ光ともにGMOとくとくBBです。
GMOとくとくBBは、あまり聞いたことがない方も多いかもしれませんが、プロバイダの中では老舗であり、フレッツ光やWiMAXの格安プロバイダとして有名です。
2016年10月からはドコモ光のプロバイダ事業にも参入し、ドコモ光プロバイダとしては初めてネット申し込みを可能にし、キャッシュバック特典・キャンペーンを行うなど、最近は特に注目を集めています。
また、GMOとくとくBBの公式サイト上で加入ユーザーの平均速度を公開していて、常に150Mbps以上(下り)の速度が出ています。
GMOとくとくBB×ドコモ光の平均速度
ちなみに、回線速度は20Mbps程度出ていれば、快適に使えます。(オンラインゲームや高画質動画の視聴の場合は、できればもう少し速度が欲しいところです)
私の家でもGMOとくとくBBのドコモ光を利用していますが、270Mbps以上の速度が出ていて、何をするにも快適に使えています。
実際に使って感じたメリット・デメリット、体験談を含めたサービス解説は下記記事にまとめています。
ドコモ光、フレッツ光ともに最大1Gbps
どちらの回線の場合でも、プロバイダは実測速度が速いv6プラスに対応しているGMOとくとくBBがおすすめ
ドコモ光とフレッツ光の比較結果 どんな方にどちらがオススメか
以上、6つの項目に分けてドコモ光とフレッツ光を比較してきました。
光回線を選ぶ際に気にするべき「違い」としては、やはり『基本料金』と『携帯とのセット割引プラン』ですね。
基本的にはドコモ光の方が安いです。
特にドコモ携帯ユーザーの方、家族の中にドコモ携帯ユーザーがいる方は、ドコモ光を使うことでドコモ光パックの割引を適用できるため、フレッツ光よりもかなり安く利用できます。
また、回線速度に関してですが、フレッツ光もドコモ光も上り下り:最大1Gbpsで同じですが、プロバイダによって実測速度が変わることが多いです。
速度が速いプロバイダを選ぶ基準として、「v6プラス」に対応しているプロバイダを選ぶことをオススメします。
以上を踏まえて、
- ドコモ光・フレッツ光はどんな方にオススメなのか
- そしてそれぞれの回線でオススメのプロバイダはどこなのか
について最後に解説します。
フレッツ光がオススメな方 フレッツ光のおすすめプロバイダ
フレッツ光がオススメな方
マンション指定などでフレッツ光しか使えない環境の方
フレッツ光のおすすめプロバイダ
GMOとくとくBB
フレッツ光+GMOとくとくBBの月額料金
5391円/月(v6プラス対応、v6プラス対応Wi-Fiルーター料金含む)
速度などのスペックはドコモ光と同じですが、月額料金が若干高いのと、特典がドコモ光の方が充実しているため、ドコモ光が使える環境の方には、フレッツ光よりもドコモ光の方がオススメです。
マンションの契約などでフレッツ光しか使えない場合は、プロバイダをGMOとくとくBBにすることで、月額料金的にはドコモ光の料金にプラス200円程度でv6プラス対応&v6プラス対応Wi-Fiルーターのレンタルができます。
>>フレッツ光のプロバイダをGMOとくとくBB(v6プラスつき)にする<<
ドコモ光がオススメな方 ドコモ光のおすすめプロバイダ
ドコモ光がオススメな方
基本的に全員
ドコモ携帯(スマホ・ガラケ・タブレットのいずれか)を使っている方
ドコモ光のおすすめプロバイダ
GMOとくとくBB
GMOとくとくBB×ドコモ光の月額料金
5200円/月(v6プラス対応、v6プラス対応Wi-Fiルーター料金含む)
ドコモ光とフレッツ光を比べると、基本的にドコモ光の方が安いです。
回線はどちらも同じものを使うため、速度も変わりません。
さらに、ドコモ携帯を使っている方なら「ドコモ光パック」の割引が受けられますので、ドコモユーザーには特にドコモ光がオススメです。
プロバイダは、無料でv6プラスに対応していて、v6プラス対応のWi-Fiルーターが無料、回線速度が100Mbpsを下回ったらポイントプレゼントなどの特典が充実している上に、ドコモ光プロバイダで唯一ネット申し込みが可能なGMOとくとくBBがオススメです。
【最新】速度・料金・特典がお得なドコモ光の申し込み窓口
ドコモケータイを利用中の方が選ぶべき光回線はドコモ光!
ドコモ光では25社から好きなプロバイダを選ぶことができますが、
- 無料でv6プラス対応
- v6プラス対応Wi-Fiルーターのレンタルも無料
- キャッシュバックなどの独自キャンペーン+dポイントプレゼントなどの公式キャンペーンが併用可能
といったメリット多数の「GMOとくとくBB」がオススメです。(当サイト管理人の私も実際に利用中です。)
ドコモ光(プロバイダ:GMOとくとくBB)の申し込みは、プロバイダ公式サイト・代理店サイト・ドコモショップ・ドコモ公式サイト・量販店などから出来ますが、キャンペーン特典や手続きのカンタンさから下記窓口がおすすめです。
⇒WEB限定CP実施中!NNコミュニケーションズのドコモ光公式サイトはこちら
2019年7月より事業者変更(光コラボ⇒光コラボ・フレッツ光の再転用)ができるようになりました!
これにより、光コラボ(OCN光やソフトバンク光など)を利用中の方がドコモ光に乗り換える際、
- 立会い工事不要
- ひかり電話もアナログ戻し工事など不要で、電話番号を引き継げる
ようになりました。
他社光コラボ利用中で、ドコモ光に乗り換えたい方はチャンスです!
キャンペーン
- オプションなしで42,000円キャッシュバック
- 新規工事費無料
- dポイント2,000円分プレゼント
- ドコモ光10ギガ申し込みならdポイント17,000円分プレゼント
- セキュリティソフト(マカフィー)1年間無料
- 訪問設定サポート1回無料
- v6プラス対応Wi-Fiルーターレンタル無料
- 【2022年7月の申し込み~解約金減額!】ドコモ光の解約金が戸建てなら5,500円 マンションなら4,180円に減額!
スマホとのセット割引
- ドコモ光セット割(ドコモスマホから毎月550~1,100円/台 割引) ※ドコモスマホとセット利用の場合