OCN光とauひかりはどちらを選ぶべき?料金や速度など7項目で徹底比較!
これから光回線を新規契約、または乗り換えするにあたって、様々な選択肢があります。
OCN光はv6アルファによる速度改善への取り組みに積極的で、auひかりはスマホとのセット割引が大きな特徴となっています。
この記事ではOCN光とauひかりのどちらを選ぶべきか迷っている方のために、料金や速度・エリアなどの7項目で両者を比較しました。
どんな場合にどちらがおすすめかまで詳しく解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!
OCN光とauひかりの比較① 回線事業者
OCN光とauひかりの回線事業者(光回線の提供元)を、それぞれ表にまとめました。
OCN光 | auひかり | |
---|---|---|
回線事業者 | NTT | KDDI |
OCN光はNTT東日本やNTT西日本が回線事業者で、auひかりはKDDIが回線事業者となっています。
OCN光とauひかりの比較② プロバイダ
OCN光とauひかりでは、選択できるプロバイダが異なります。それぞれに対応するプロバイダを、表にまとめました。
OCN光 | auひかり | |
---|---|---|
プロバイダ | OCN |
au one net、So-net、@TCOM、DTI、@nifty、AsahiNet |
以上の通りOCN光で選べるプロバイダは、OCNのみです。
一方auひかりは、6種類のプロバイダから自由に選択できるのが大きな特徴です!
auひかりで選べるプロバイダそれぞれの特徴・メリットを簡単にまとめたので、ご覧ください。
プロバイダ名 | 特徴 |
---|---|
au one net |
利用料金をauショップの窓口払い可能(別途400円発生) |
So-net |
メールボックス容量無制限、訪問サポート無料 |
@TCOM |
メールボックス容量無制限、メールアドレス最大6つ無料(2アドレス目以降初期費用200円) |
DTI |
リモートサポート無料 |
@nifty |
ホームページ容量4GB600円 |
AsahiNet |
メールボックス容量無制限 |
またauひかりは、プロバイダごとに異なる入会特典・キャンペーンが行われている場合もあります。
auひかりの申し込み時は各プロバイダの申込み窓口を比較し、お得な窓口から申し込むのがおすすめです!
OCN光とauひかりの比較③ 回線
続いてOCN光とauひかりそれぞれで使われている回線を比較しましょう。
OCN光 | auひかり | |
---|---|---|
回線 | 光コラボ(フレッツ光回線) |
関東の一部はダークファイバー、その他の地域は光コラボと同じくフレッツ光用ケーブル |
OCN光は、フレッツ光回線を利用している光コラボレーションサービスです。
auひかりは関東の一部だとダークファイバー(敷設したものの使われていなかった回線)、他の地域ではフレッツ光ように敷設されたケーブルを使っています。
OCN光とauひかりの比較④ 料金
光回線を契約するにあたって、契約から解約までに支払う様々な料金が安いに越したことはありませんよね。
ここからはOCN光とauひかりにおける契約手数料や月額料金、セット割引といった、様々な料金を比較します!
契約手数料
まずは契約時に支払う、契約手数料をチェックしましょう。
以下の表をご覧ください!
OCN光 | auひかり | |
---|---|---|
契約手数料(税抜) |
新規契約:3,000円 |
3,000円 |
OCN光は既にフレッツ光を契約している場合、工事不要で契約先のみを変更する「転用」が可能です。
ただし転用時も新規契約時も、支払う手数料はとくに変わりません。
auひかりも契約手数料は3,000円なので、契約手数料については互角です。
工事費(最大の場合)
続いてOCN光とauひかりにおける、工事費の違いをチェックしましょう!
OCN光 | auひかり | |
---|---|---|
工事費(税抜) |
戸建住宅:18,000円 |
戸建住宅:37,500円 |
なお表に記載したOCN光の工事費はあくまで最大金額で、屋内配線を新設しない場合は7,600円(税抜)、派遣工事が不要なら2,000円(税抜)になります。
auひかりでは初期費用という名目で、工事費が30,000~37,500円(税抜)発生します。OCN光に比べて、2倍程度高額ですね。
ただしauひかりの工事費はNNコミュニケーションズなどの代理店から申し込めば、特典・キャンペーン割引により工事費の分割代金と同額が毎月割り引かれるので、実質0円になります。
つまり通常の工事費ならOCN光の方が安価ですが、代理店の特典・キャンペーンを利用する場合はauひかりの方が、工事費はOCN光より15,000~18,000円(税抜)割安です!
月額料金
OCN光とauひかりの月額料金は、選ぶプランによって大きく変化します。
表にまとめたので、ご覧ください。
OCN光 | auひかり | |
---|---|---|
月額料金(税抜) |
戸建住宅:5,100円
v6アルファ利用時 |
戸建住宅 |
auひかりでは戸建住宅なら全てのプランがOCN光と同じ最大1Gbpsに対応していますが、集合住宅の場合マンション ギガかマンションミニ ギガのみが1Gbps対応です。
auひかりの集合住宅向けプランは建物ごとに選べるプランが決まっていて、基本的に自由に選べないので注意しましょう。
同条件(最大1Gbps対応プラン)で比較すると、戸建住宅はOCN光の通常の2年契約プランよりもauひかりのずっとギガ得プランの方が、2年目以降100~200円(税抜)お得ですね。
集合住宅ではOCN光の2年契約プランの方が、マンションギガより450円(税抜)割安となりました。
ただし、後ほど速度の項目で詳しく触れますが、OCN光で回線速度を速くしたい方は「OCN v6アルファ」パッケージの利用がおすすめです。
OCN v6アルファとauひかりの料金プランを比較した場合は、戸建住宅だとauひかりのギガ得プランやずっとギガ得プランの方が400~700円(税抜)安価でした。
集合住宅でもauひかりのマンション ギガの方が、50円(税抜)ほどお得です。
1Gbps対応プランの月額料金は、基本的にauひかりの方が割安でした。
例外としてv6アルファを利用しない場合のみ、集合住宅はOCN光がお得です!
セット割引
光回線そのものの月額料金の比較も大事ですが、合わせて使うスマホ代を割引で使えるセット割引も大事です。
OCN光ではOCNモバイルONE契約者向けの「OCN光モバイル割」、auひかりではauユーザー向けに「auスマートバリュー」が展開されています。
割引内容を表にまとめたので、ご覧ください。
OCN光モバイル割 | auスマートバリュー | |
---|---|---|
内容 |
毎月200円(税抜)×最大5回線割引 |
毎月最大2,000円(税抜)×最大10回線割引 |
比較してみると一目瞭然、割引額的にはauスマートバリューのほうが圧倒的にお得です。
ただしOCNモバイルONEは音声通話対応SIMを月額1,600円(税抜、110MB/日コース)から利用できるため、スマホ代そのものが安価です。
auで同条件のプランを契約すると、例えばauピタットプランのかけ放題なしプランにおける2~3GBの月額料金は5,480円(税抜、1年間4,480円)で、2.2~2.8倍も高額になってしまいます。
セット割を含めるとOCNモバイルONEの110MB/日コースは月額1,400円(税抜)、auピタットプラン2~3GBは4,480円(税抜、1年間3,480円)でした。
つまりセット割を含めたスマホ代については、OCN光+OCNモバイルONEの方が安く済ませられます!
ただしいくつか注意点もあります。
まずOCNモバイルONEは格安SIMで、お昼などの回線混雑時に速度が下がるデメリットもあるため、快適さを求めるならauの方が満足度は高くなるでしょう。
そしてauひかりでauスマートバリューを適用するためには、光電話の契約が必須です。
光電話を使う予定がない場合、セット割を受けるためには別途500円(税抜)の光電話月額料金がかかることに注意しましょう。
月額料金はどちらが安い?
月額料金とスマホ代のセット割引を合わせて、どちらがお得になるか比較してみましょう。
まずは戸建住宅のプランを比較します。条件は以下の4つを設定しました。
- OCN光は2年契約プラン、auひかりはずっとギガ得プランを契約
- OCNモバイルONEは110MB/日コース
- auはauピタットプラン(シンプル)2~3GB
- auスマートバリュー適用には光電話が必須なので、料金を加算
OCN光+OCNモバイルONE | auひかり+au | |
---|---|---|
光回線月額料金(税抜) |
5,100円 |
1年目5,100円 |
スマホ月額料金(税抜) |
1,600円 |
1年目4,480円 |
セット割(税抜) |
-200円 |
-1,000円、光電話月額500円 |
合計 |
6,500円 |
1年目9,080円 |
以上の通り、戸建住宅における月額料金はスマホとセットの場合、OCN光+OCNモバイルONEの方が2,580~3,380円(税抜)割安になりました。
OCN光で高速通信環境を整えるためにv6アルファを利用する場合でも、OCN光の方が2,080~2,880円(税抜)ほど割安です。
続いて集合住宅における月額料金もチェックしてみましょう。auひかりは、マンション ギガを選択している前提で比較します。
OCN光+OCNモバイルONE | auひかり+au | |
---|---|---|
光回線月額料金(税抜) |
3,600円 |
4,050円 |
スマホ月額料金(税抜) |
1,600円 |
1年目4,480円 |
セット割(税抜) |
-200円 |
-1,000円、光電話月額500円 |
合計 |
5,000円 |
1年目8,030円 |
集合住宅の場合も、OCN光+OCNモバイルONEの方が毎月3,030~4,030円(税抜)ほど安価でした。
OCN光でv6アルファを使う場合でも、OCN光+OCNモバイルONEの方が2,530~3,530円(税抜)ほど割安です。
以上の通り、今回の比較条件だと、セット割も含めた月額料金はOCN光の方が有利でした。
OCN光とauひかりの比較⑤ 契約期間
続いてOCN光と、auひかりの契約期間を比較表にまとめました。
OCN光 | auひかり | |
---|---|---|
契約期間 |
2年間または契約期間なし |
ずっとギガ得プラン:3年間 |
OCN光は基本的に2年契約の自動更新、auひかりはプランごとに異なり、最大3年契約の自動更新となります。
OCN光の契約期間なしでの契約時は月額料金が1,100円(税抜)も跳ね上がってしまい、11ヶ月契約すると次項で解説する解約金をオーバーするので、よほど短期間での解約予定でなければ2年契約を行いましょう。
月額料金は2年目以降、auひかりのずっとギガ得プランの方が100~200円(税抜)割安になるので、戸建住宅で3年以上契約予定ならauひかりでずっとギガ得プランを選ぶのがおすすめです。
戸建住宅では、長期間契約予定ならauひかり、早めに他社に乗り換える可能性があるなOCN光を検討してみてはどうでしょうか。
集合住宅の場合auひかりの標準プランならお得プランAと同じ月額料金で契約期間なしなので、短期間の契約でもOCN光よりauひかりの方が契約期間は短くなります。
解約金
定期契約・自動更新プラン解約時の解約金を、表にまとめました。
OCN光 | auひかり | |
---|---|---|
解約金(税抜) |
11,000円 |
ずっとギガ得プラン:15,000円 |
解約金は、戸建住宅で最安のプランを契約する場合はOCN光の方が4,000円(税抜)割安、集合住宅だとauひかりの方が4,000~11,000円(税抜)ほど割安です。
auひかりは契約しているプランごとに解約金が異なるので、注意しましょう。
3年契約のずっとギガ得プランは月額料金が安い代わりに、解約金がギガ得プランより5,500円(税抜)も高額になってしまいます。
3年以内にauひかりを解約する可能性があるなら、月額料金は100~300円(税抜)割高になりますが、2年契約のギガ得プランを選ぶのもおすすめです。
OCN光とauひかりの比較⑥ 回線速度
OCN光とauひかりは、どちらも最大1Gbpsなので仕様上互角です。
(auひかりには5Gbps/10Gbpsプランもありますが、今のところサービスエリアが関東の一部だけで狭いので取り上げません)
ただし光回線の速度は、最大速度よりも実測速度で考えることが大事です。実測で最大速度が出ることはまずありません。
auひかりはRBB SPEED AWARD 2017で、4つの地域において最優秀賞を獲得しています。つまり実測も高速です。
一方OCN光は2018年6月からOCN v6アルファに対応し、速度の改善に積極的に取り組んでいます。
つまり速度は、仕様・実測ともにどちらも速いと考えて良いでしょう。
なおOCN v6アルファが速いのは、IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6接続サービスの1つだからです。
簡単にまとめると、通常のインターネット接続では混雑しやすい網終端装置を経由するため速度も下がりやすいしくみです。
IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6接続サービスなら網終端装置を経由しないため、高速で通信できます。
OCN光とauひかりの比較⑦ エリア
最後に、OCN光とauひかりの対応エリアを比較しましょう。
OCN光はフレッツ光回線を利用しているので、全国対応です。一方auひかりはマンションタイプなら全国対応ですが、戸建タイプの西日本は非対応の地域が多い傾向にあります。
つまりエリアの広さでは、OCN光の方が有利です!
OCN光とauひかりの比較結果 どちらを選ぶべき?
最後に、OCN光とauひかりのどちらを選ぶべきかをまとめます。
auひかりエリア内・セット割を利用しない・・・auひかり
auひかりエリア内・セット割を利用する・・・・OCN光
auひかりエリア外・・・・・・・・・・・・・・OCN光
住んでいるのがauひかりのエリア内であれば、スマホセット割を考慮しない場合は料金の安いauひかりがおすすめです。
スマホセット割も考慮するなら、auひかりエリア外でもOCN光+OCNモバイルONEの方が割安になります。
ただしOCNモバイルONEは格安SIMなので、お昼などの回線混雑時に速度が遅くなりがちなデメリットがあることに注意しましょう。
そして西日本の戸建の方など、auひかりエリア外に住んでいる方はOCN光がおすすめです。(そもそもエリア外だと、auひかりは契約できません)
今回の比較を参考に、どちらを選ぶのが自分に合っているかじっくり検討してみてくださいね。
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